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出血するが、痛くない

おしりから血が多くでる場合、いぼ痔、特に内痔核である場合が多くいらっしゃいます。お尻には痛みを感じる場所と感じない場所があり、内痔核はこの痛みを感じない部分にできる痔を指します。内痔核は血管の集まっている部分が大きくなったものなので、強くいきめば吹き出すように血が出ることもあります。ですので排便の時のいきみで出血するため、真っ赤な血となって出てきます。
しかし、中には赤黒い血になることも。これは出血したものが直腸でたまって、時間がたって血が酸化してから排便時などに出るためで、血の色によって違う病気であるとは自己判断はできません。痔核の出血を治療するには、痔の血管に負担をかけないよう生活習慣を見直す必要があります。排便を整えて、強くいきまず短時間ですませる事がもっとも重要です。

肛門外科
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治療 ・ 解決方法

内痔核か外痔核かで少し異なりますが、いずれにしても自己判断で治療するよりも、肛門科などで専門家の診察を受けて治療を行うことが完治への近道なのはいうまでもありません。以下はいぼ痔を治す解決方法になります。

・食生活の改善(便秘解消)
・辛いものなどの刺激物の摂取を控える
・アルコールの過剰摂取を控える
・タバコをやめる
・肛門(お尻)を温める(入浴や座浴)
・治療薬