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下痢・軟便

液状またはそれに近い状態を「下痢便」、少し軟らかい状態を「軟便」といいます。下痢便や軟便を繰り返し、腹部不快感や腹痛を伴う状態を「下痢症」といいます。

下痢・軟便の原因

食あたり

賞味期限のきれた食品を食べた、調理から時間の経った料理を食べた、生もの・半生食(刺身、生カキ、生野菜、鶏肉、卵、牛肉など)を食べたなど。

水あたり

いつもと違う飲み水を飲んだ(旅行先の水道水、硬度の高い飲料水など)、水分を摂りすぎた、ビール・お酒を飲みすぎたなど。

消化不良

脂肪分・糖分の多い食べ物(揚げ物、焼肉、牛乳、ケーキ)を食べすぎた、香辛料の多い料理を食べた、普段食べたことのない食べ物・飲み物を摂取したなど。

ストレス

精神的なストレス(学校・会社に行く前、試験・受験・会議・面接などの大切なイベント前など)、身体の冷え(冷房のかけすぎ、気温の変化)。

その他

薬(抗生物質など)の服用、牛乳や乳製品の摂取、風邪(おなかの風邪)、過敏性腸症候群(IBS)、クローン病、潰瘍性大腸炎など。